2015年1月9日に行なわれた「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」へのご来場、誠にありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。
前回(2013年12月)を大きく超える140名の方にご来場頂きました。
イベントにお越しくださった上位入選のファンドの投信会社の皆様にも厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
そして、"投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2014"にご投票してくださったブロガーの皆様にもあらためて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
さて、イベント当日は時間の都合もあり、今回の結果についての総評を大幅に割愛しました。当日のお約束の通り、茲で御紹介させていただきます。
今回の上位入選のファンドを見て、私が感じたのは以下の3つの点です。
1.バランスファンドへの支持
2.「低コスト」への変わらない支持
3.「継続性」への変わらない支持
1.バランスファンドへの支持
これは今回の結果で特に顕著だったと感じます。
この背景には2つの点があったと分析しています。
一つは、NISAの影響です。昨年スタートしたNISAですが、非課税期間終了後に損失が発生していた場合の救済措置が無いということでNISA口座には値下がりリスクを考慮したファンドが良いという考え方をされた方も多かったようです。こうした考えがバランスファンドの支持を広げたと見ています。
もう一つは、投票してくださったブロガーの皆さんのこのAwardの位置づけです。このAwardが「どんなファンドを選んだら良いのだろうか」という投資、資産運用の初心者の方のガイドになっているということを想定して、「初心者の方に紹介したい」という視点もバランスファンドの支持を広げたと感じました。
2.「低コスト」への変わらない支持
これはこのAwardが始まって以来、継続している傾向です。
今回も「外国(先進国)株式」のアセットクラスで、ネット証券等を通じて手軽に買付けられるファンドとしては最も低廉なコストのファンドが"投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2014"の栄冠に輝きました。この流れは今後も継続していくものと見ています。
3.「継続性」への変わらない支持
コストの逓減を継続しているファンド、投資家とのコミュニケーションを継続している投信会社が、引き続き支持されていることを感じました。これらのファンドが上位選出の常連となっていることからもそれが見て取れます。
今回、"投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2014"の栄冠に輝いたファンドを設定、運用する投信会社はイベントにご欠席となりました。表彰式の機会を設けるようになって7度目ですが、これは初めてのことです。大変残念に思います。まだまだこのAwardの認知度が足りないという評価であると痛感しました。
今回のご欠席はこのAwardへの叱咤激励と捉え、次回以降の継続、内容の充実への糧としたいと思います。
次回以降の継続、内容の充実のために、2つご提案させてください。
投資信託・ETFを活用して投資、資産運用を始めた方、実践している方、ブログを始めてみませんか。
ご自身の実践の記録からで良いと思います。そして、"投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2015"にぜひご投票してください。今回は100名を大きく超えるブロガーの方が投票してくださいましたが、この投票者数を一人でも多く増えることが内容のさらなる充実につながると確信しています。
既にブログを開始している方にご提案です。
「素敵だ!」と思えるファンドを「素敵だ!」と、時には無邪気にブログで称えてみませんか。
問題を感じるファンドの問題点を指摘することは大変意義のあることだと思います。しかし、これらのファンドの問題点を指摘することで、逆にそうしたファンドのWeb上での露出を増やす結果にさえなっているものと思います。残念ながらこの種のファンドはドンドン増えているのが実状ではないでしょうか。
「素敵だ!」と称えることができるファンドは投資信託全体からみれば圧倒的少数派です。これらのファンドこそ、Webでの露出をもっと、もっと、もっと増やすべき、と私は考えています。
以上が"投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2014"についての運営委員長としての総評・所感です。
最後になりますが、このAward、イベントに関わってくださった皆様にあらためて御礼申し上げます。
大きなご支援を賜り、誠にありがとうございました。
"投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2015"にも変わらぬご支援をお願いします。
2015年1月11日
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2014
運営委員長 renny
<会計報告>
収入の部
前回繰越 2,323円
チケット等 196,893円
計 199,216円
支出の部
会場費 151,200円
備品 3,456円
消耗品 1,026円
印刷代 767円
郵送費 492円
その他 352円
計 157,293円
次回への繰越 41,923円
イベントへのご参加ありがとうございました。
次回も変わらぬご支援、ご協力をお願いいたします。