第6位:セゾン・グローバルバランスファンド
セゾン投信
- 自身で情報を収集・分析・解釈できる投資家にはコスト水準が割に合わず,リターンも物足りないと感じる.しかし普通の受益者にはこれくらい寄り添って資産形成をできる運用会社の方がありがたいのではと思う.そのような運用会社はまだまだ限られる.ベテラン投資家が取り崩し世代に入ってきたこともあって取り崩しにも対応するようになったのでますます楽しみである.
- 10年以上セゾン・グローバルバランスファンド(以下グロバラ)だけに投資をしています。その理由は次のとおりです。・株式と債券を50%ずつ時価総額比で持つ中庸さがしっくりきています。株式がダメな時も債券がダメな時も、ソツなく対応できます。安心感があり、心穏やかに長期投資をできます。・為替ヘッジをかけていないところも気に入っています。円相場が動いてもヘッジコストでリターンを削られることがありません。債券部分に為替ヘッジをかけたファンドが意外と多い中、ありがたいです。・リスクとリターンが私的にはちょうどいいです。グロバラのリスク・リターンは、全世界株式70%+現金30%程度に相当します。私にとってはこれが適温です。現状、これらを満たす投資信託は見当たりません。近いものはあっても、GDP比だったり為替ヘッジがかけてあったり。普遍的なグロバラの商品性が、10年以上の長期保有に繋がったと言えます。長く付き合えるこの商品に出会えてよかった。グロバラを生み出してくれたセゾン投信に感謝です。最後に要望を。コスト競争力アップのため以下のような施策はどうでしょうか。・コスト引き下げの検討とその可否の発表を定例化する(例えば年に一回とか)・保有年数に応じた信託報酬低減プログラムの導入グロバラがさらにいいファンドになってくれたら嬉しいです。応援しています。
- 投資デビューのときから積立購入している精神安定剤のようなファンドです。
- 今年でこの投資信託の積立15年目になります。低コストなインデックスファンドが増えた昨今では、目立たない存在かもしれません。しかし私にとって「積立投資してきて本当によかった」と思わせてくれたファンドです。これからもよろしくお願いします!
- 12年以上前からずっと運用をお願いしているセゾン投信のセゾン・グローバルバランスファンド。応援しています。
- ちゃんと国際分散してあって、そこそこ低コストならそれでいいのです。最も大切なのは続けることだと思います。
- これ一本で全世界に投資できる投信としてまさに元祖。現在の信託報酬率に不満がないわけではありませんが、このファンドがなければ続くインデックスファンドの低コスト化はなかったのではないでしょうか。敬意を表して今年は投票します。同ファンド設定の年から、妻がずっと積立て続けているファンドでもあります。年金をもらい始めるあと10〜15年くらいまではこのまま積立て続けるんじゃないかな。
- 今のようなインデックス隆盛の基礎となったファンド。同時期の人気インデックスファンドが時代遅れとなる中、受益者との交流などでいまだに最前線にいるのがすごい
第7位:ひふみ投信
レオス・キャピタルワークス
- レオスの経営理念「資本市場を通じて社会に貢献します」に共感し日本の良い企業に投資したいと思い応援してきました。日本の良い企業に日本国民全体が投資する事で得た利益を享受できる、そしてファイナンシャルインクルージョンを実現できる可能性を秘めた投資信託と確信して投票しました。
- ホームページのみならず、SNS、YouTubeを駆使し、専用のアプリを開発するなど、投資家への発信に積極的であることを評価しています。 これからも積立を続け、応援していきます。
- 長期保有者に信託報酬の一部を還元する「資産形成応援団」の仕組みが素晴らしいです。とにかく日本の運用会社は新規購入者ばかり優遇する姿勢がひどく(事実上同じファンドを新規設定して信託報酬引き下げるやり方などは典型)、長期保有の受益者をないがしろにする姿勢が長く続いてきました。そうした中、はやくから長期保有の受益者に利益を還元してきたこのファンドの姿勢はもっと評価されるべきです。今年はひどい運用成績になっていますが、運用体制も一新されたこともあり、今後への期待を込めての1票です。
- 信託報酬を実質的に還元する「資産形成応援団」の仕組みが最強と思う。直販投信ならではの制度。
- この1年間はかなり苦戦しているように見えます。しかし最高投資責任者の藤野さんの投資哲学は決してブレていないはず。ひふみ投信が「流行ってるから」「売れてるから」という存在ではない今、信じて資金を投じる。これこそが本当の投資ではないでしょうか。
第8位:楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天投信投資顧問
- つみたてNISA開始時から積み立てしているファンドです。全米に丸ごと投資できて、堅実なリターンが期待できます。2022年は不調でしたが、全米の成長を信じて今後も積み立てを続けていきます。
- VTIに手軽に投資できる便利投資信託
- こちらもサブメインとして積立中。S&P500が人気ですが、好みとして幅広いVTI。
- 小型株含めた全米に投資できるのが魅力。同じようなファンドもあるが日々の乖離が小さいのが気に入ってる。
- 今でこそ相対的に目立たなくなったが、米国で人気のあるファンドをFoFとして低コスト投資信託として日本へ持ち込むという手法は、日本の投信ユーザーに新たな手段をもたらしたから。
第9位:結い 2101
鎌倉投信
- 鎌倉投信ならでは取組である受益者総会もオンラインで3回目。すっかりオンライン開催にも慣れ、オンラインでも投資先とつながっている感は感じられるようになりました。結いだよりでの新しい投資先の紹介なども投資先へのリスペクトが感じられ、長く投資していて本当に良かったと思い続けられているファンドです。
- 「いい会社」を選別する力だけでなく、受益者に説明する力もとても高い。信頼できるファンドです。
- 投資先の会社に対しての熱い思いが伝わってくる。現金比率が高いことに批判もあるようだが、投資内容を理解していれば十分納得のいくリターンが得られていると思う。
- いい会社への投資スタンスに共感し、投資しています。本来の株式投資のあり方を教えてくれる一本です
- 数あるアクティブファンドの中でもかなり尖った投資信託である.それもあってか評価は完全に二分する.いたずらに純資産総額を追い求めず年輪を重ねるように成長してる姿は運用哲学そのものである.このような投資信託が成功を納めるのを受益者の一人として応援している.
第10位:農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね
農林中金全共連アセットマネジメント
- 株式投資とは、持続的に価値を生む強い企業を見極め、オーナーとして長期で投資すること。その運用哲学から投資の本質を教えて頂いたファンドです。投資家向けの発信もアクティブファンドの中では群を抜いて充実しており、毎月のレポートや受益者限定のカンファレンスは投資先のビジネスを深く理解できる極めて質の高いコンテンツです。中期のシャープレシオなど運用実績も良好。運用責任者奥野さんには、ファンドマネージャーの枠を超えて、金融教育の分野でもますますご活躍を期待しています。
- 運用方針、運用の中身に納得感が持てることはもちろんながら、月次のオンラインミーティングや年次総会など受益者とのかかわり方も素晴らしく、長期で保有したいと思うファンドです。このような良質なアクティブファンドにもまた、スポットライトが当たるアワードであってほしいと切に願います。
- 米国株投資で銘柄選択をするうえで、この投信の投資方針はとても参考になります。
- 数多あるアクティブ投信の中でも本当に"厳選"して長期保有していく姿勢に共感しています。定期的なセミナー開催も良いです。
- 売らなくて良い企業の株式を買うという考え方に共感します。ある意味、本来の投資の姿なのかなという気がしています。受益者向けに毎月カンファレンスが行われていたり、運用者と受益者が一体となって育てる形が出来上がっているのも魅力です。投資による金融資産の増加だけでなく、知的資産の増加にも寄与してくれるアクティブファンドだと思っています。リスクはファンドマネージャーが変わるようなことがあった場合も、同じレベルのパフォーマンスが続くのか、という点でしょうか。
- 月次レポートのメインディッシュが受益者のみに供されることになりました。企業価値を探求しているファンドの調査、分析に加え洞察が示されていて素晴らしい内容なのですが、投資のアイデアだけパチる投資家もいるのでやむを得ないと思います。月次レポートの内容は「学び」の機会を提供してくれています。ここは自分で調べてみよう、そう思わされることで新しい出会いや発見も得ています。株式投資を通じて学びを得る、こうした潮流が生まれることを期待しています。
- 投資方針がぶれず、信頼できるファンドだと感じます。
- アクティブファンドでありながら長期的に安定した成績を残している点を評価。情報開示や受益者対応の手厚さも高く評価したい。