第4位:バンガード・ トータル・ワールド・ストックETF
ザ・バンガードグループ・インク
- 投資で重要なことは「長期- 分散- 低コスト」だと思ってます。 <長期> VTの運用開始は2008/06/24ですが、ヴァンガード社のETFは運用資産が増えれば増える程、経費率が下がる仕組みと実績があるので、$37.9 billion$(09/30/2023) という純資産額が長期運用に繋がると考えられます <分散> 全世界株の時価総額上位20銘柄をみると、VTやMSCI-ACWIにはTaiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltdが入ってますが、新興国である台湾株式は先進国だけに投資するMSCI-KOKUSAIには入っていない為、先進国だけに投資していると、時価総額TOP20企業を取りこぼすことになります また、VTの参照インデックスはFTSE Global All Cap Indexで全世界の大- 中- 小型株9705銘柄に分散投資できるので、MSCI-ACWI:全世界株(オール- カントリー- アンド- ワールド- インデックス)という大層な名前なのに、全世界の大- 中型株2947銘柄にしか投資できない全世界株インデックスファンドより分散投資できます <低コスト> ETFの経費率は投資信託では総経費率に当たるので、経費率は信託報酬と比較するものではありません 例えば「eMAXIS Slim全世界株」の信託報酬は0.11%で、総経費率は0.15%(2023年4月実績)だったので、VTの経費率0.07%と比較すると倍のコストがかかってました(1億円運用してたら8万円/年の差額が出ます) 今後の運用管理費(信託報酬)が年率0.05775%に下がったとしても。その他費用が0.03%プラスされれば0.08775%で、1億円運用してたら1万7750円/年の差額が出ます シンプルイズベスト!ファンド規模が大きいことも安心材料です。
- 全世界の株式に低コストで手軽に分散投資ができるETF。eMAXIS Slimシリーズなど国内の投資信託もよいものがたくさんありますが、バンガードが好きなので(投資哲学や規模や実績など運用に対する安心感)。やっぱりVTを押していきたいと思います。
- 12年前から保持しているものといえば、このVTになります。長期投資の元祖といえばコレではないでしょうか? 信託報酬も安いし私のポートフォリオでは1番の数値となっています。たぶん、この先も売却はしないで保持し続けるんだろうなと思い1位にしました。
- 国内投信の信託報酬引き下げはVTがあったからこそ。敬意を込めて。上海から撤退したそうなので、また日本に戻ってきてくれないかなあ。
- VTへの投票理由は毎回同じですが、自分が保有しているVTをみんなも買ってくれれば、スケールメリットにより信託報酬が安くなるからです。 そして、それに連動して同じく保有している楽天VTも安くなってくれるはずです。 なお、楽天VTは本家VTに依存するのではなく、自助努力で信託報酬を下げていただきたいです。
- コストでは全世界株式クラスの投資信託が下回ってしまいましたが全世界株式クラスの始祖たるこのVTがなければ日本でこの投資環境が果たしてあったのか怪しいところです。自分が投資を始めた十数年前は、個人的には「いつかはクラウン」ならぬ「いつかはVT」でと思っていましたがよもやVTを保有しなくても十分な状況になるなんて思いもしなかったです。VTを直接保有したことはありませんが、今の全世界株式クラスの大きな流れとなったこのファンドに感謝の気持ちでいっぱいです。
- 今でも私のメイン投資ビークル
- 私の金融資産リスク商品の不動の投資商品。
- 安心のバンガード
- バンガード社は日本から撤退してしまいましたが、ずっと全世界株式丸ごとに投資するETFを運用している先駆者に敬意を表します。